top of page

沖縄もずくはダイエットにいい健康食品|栄養成分と効果を解説



「もずくはダイエットにいいと聞いた」

「沖縄もずくのダイエット効果について知りたい」

そういった方のために記事を書いています。


世界中で食されているもずくは、大部分が沖縄で養殖されていることをご存じでしょうか?

そして、テレビ番組やウェブサイトで、沖縄もずくの健康に対する効果や、ダイエット効果が話題になっています。


この記事では、沖縄もずくとは何か、沖縄もずくのダイエット効果について解説します。これを読んで、沖縄もずくはダイエットにいいことを知り、沖縄もずくを購入する際に役に立ててください。


沖縄もずくとは


もずくは昔から全国で食材として使われてきた海藻の一種であり、他の海藻にくっついて育つため「藻につく」から「もずく」と呼ばれるようになりました。沖縄で養殖されている「沖縄もずく」は、ダイエットに効果的なフコイダン・アルギン酸カルシウム・フコキサンチンを栄養成分として含みます。



沖縄もずくのダイエット効果


沖縄もずくには低カロリーで満腹感を与える、糖の吸収を穏やかにする、脂肪の吸収を抑える、抗肥満作用をもつといったダイエット効果があると言われています。


・低カロリーで満腹感を与える


海藻100gあたりのカロリーを示します。

  • もずく_塩蔵_塩抜き:4kcal

  • おきなわもずく_塩蔵_塩抜き:6kcal

  • ほしひじき_ステンレス釜ゆで:11kcal

  • わかめ原藻_生:24kcal

  • てんぐさ_素干し:194kcal


沖縄もずくは100gあたり6kcalの低カロリー食であり、脂質は0.1g、ダイエット中に気になる糖質を含んでいません。また、沖縄もずくに含まれる不溶性食物繊維は水分を吸収して膨らみ満腹感を与えます。


・糖の吸収を穏やかにする


研究成果報告書「生活習慣予防を目的とした海藻フコイダンの分子量活性相関の検証と食品への応用」では、マウスを用いた動物実験において、ヒジキフコイダンを摂取させたマウスと、ヒジキフコイダンを摂取させなかったマウスとを対象とし、それぞれに空腹時血糖値の上昇度を測定しています。その結果、ヒジキフコイダンを摂取させたマウスで優位に空腹時血糖の上昇が抑えられました


さらに健常成人を対象として、米飯+調理ヒジキを摂取させた場合と、米飯のみを摂取させた場合を対象とし、それぞれ食後血糖値を測定しています。その結果、米飯+調理ヒジキを摂取させた場合に食後血糖値の上昇が抑制されました


この研究結果から、ヒジキに含まれるフコイダンは、糖質の吸収を穏やかにする作用をもつことが確認されたわけです。ヒジキに含まれるフコイダンと沖縄もずくに含まれるフコイダンは多少構造が異なるのですが、同様に食後血糖値の上昇を抑える作用があると示されています。フコイダンを含む沖縄もずくにも糖の吸収を穏やかにする効果が期待されます


・脂肪の吸収を抑える


株式会社キミカの資料「機能性素材としてのアルギン酸カルシウム」によると、アルギン酸カルシウムを含まないうどん、アルギン酸カルシウムを5%含むうどん、8%含むうどんを摂取して、それぞれの場合に食後血糖値を測定し比較しています。その結果、アルギン酸カルシウムを含むうどんでは食後血糖値の上昇が優位に抑えられました


また、ラットに対して高コレステロールのエサのみを与えた場合と、高コレステロール食にアルギン酸カルシウムを0.5〜2%加えたエサを与えた場合を対象とし、それぞれコレステロール値を測定しています。その結果、2%のアルギン酸カルシウムを加えた場合に、優位にコレステロールの上昇が抑制されました


さらにラットに対し、10%のアルギン酸カルシウムを加えたエサを与えたところ、血中の中性脂肪濃度の上昇が抑制され、糞中の中性脂肪濃度が上昇したことが示されています。


つまり、アルギン酸カルシウムは、血糖値だけでなく、脂肪の吸収を抑える作用があるわけです。まだ動物実験の段階ではありますが、アルギン酸カルシウムを含む沖縄もずくにも、脂肪の吸収を抑える効果が期待されます


・抗肥満作用をもつ


NPOフコイダン研究所|体重増加抑制、血清コレステロール低減、血清中性脂肪低減作用」によると、ラットに普通のエサとフコイダンを混ぜたエサを与えて比較したところ、フコイダンを混ぜたエサを与えたラットに優位な体重減少がみられました。また同時に、脂肪組織の重量、コレステロール、中性脂肪も減少しています。


弘前大学農学生命科学部前多隼人の論文「海藻由来フコキサンチンの抗肥満作用」によると、ワカメ由来のフコキサンチンを糖尿病肥満モデルマウスに投与すると、白色脂肪組織の増加を抑えることが示されています。白色脂肪組織は、生殖器・腸管・腎臓周囲に存在して、余ったエネルギーをトリアシルグリセロールの形で蓄積する役割をもち、肥満によるさまざまな疾患の原因となる組織です。この結果、ワカメ由来のフコキサンチンは抗肥満作用をもつことが示唆されました。


この2つの研究は動物実験の段階ではありますが、フコイダン・フコキサンチンは抗肥満作用をもつことが示唆されています。このことから、フコイダン・フコキサンチンを含む沖縄もずくにも抗肥満作用が期待されます



まとめ:


沖縄もずくは低カロリーで満腹感を与えるうえに、沖縄もずくに含まれるフコイダン・アルギン酸カルシウム・フコキサンチンは糖の吸収を穏やかにする、脂肪の吸収を抑える、抗肥満作用をもつといった研究結果が示されています。沖縄もずくにはダイエット効果が期待され、ダイエットに関心をもつ方に適した健康食品といえましょう。


また、沖縄もずくには、がん細胞を攻撃する力を増強する、免疫力を高める、便秘を解消する、糖尿病を予防などの効果も期待されています。沖縄もずくに興味がある方は下記のリンクページをご覧ください。



閲覧数:23回0件のコメント

Comments


bottom of page